成功事例

リサーチと直感で納得いく海外就職を!シンガポールでキャリアアップを実現させた上岡さんにインタビュー

海外就職成功事例_シンガポール

「海外就職ってカッコいい!自分も挑戦してみたい!」

そんな憧れを持ちつつも、自分なんかが挑戦できる身なのか、一体どんな準備をして臨めばいいのか..?海外で働くために必要な語学力の習得や海外就職先となる国や企業選び・・。不安に思うことはたくさんありますよね。

今回は、海外就職・キャリアデザインスクール【BEYOND THE BORDER】が支援をさせていただき、現在、シンガポールで働いている上岡 勇毅(うえおか ゆうき)さんにインタビューしました。

上岡さんは、海外就職に向けて事前準備を徹底し、シンガポールへ就職を果たし、最近では外資企業へのキャリアアップを実現しています。

ご自身の現状についてしっかりと分析し、必要な情報収集を怠らなかったからこそ、最終的にご自身の軸に従ってどんどん行動を起こしていけたのだと思います。そんな上岡さんの考えから学ぶところがたくさんあるはず。

  • 日本でのキャリアに悩んでいる方
  • 海外で働くために何をしていけばいいのか分からない方
  • シンガポールでの海外就職や転職活動について知りたい方
  • 海外就職・キャリアデザインスクールBEYOND THE BORDERのサービスに興味を持っている方

以上のような方は、今回のお話からたくさんの勇気やヒントがもらえるはず!

ぜひ最後までお読みください!

*本文中のお写真は、ご本人からいただいたものです。

 

海外就職成功事例_シンガポール

上岡 勇毅(うえおか ゆうき)さん プロフィール

高校までは野球、大学時代はアメフトに熱中するほどのスポーツ好き。大阪府立大学・大阪府立大学大学院卒業後、日系のメーカーにエンジニアとして入社。海外駐在を目指すも数年先までチャンスがないと知り、1年9ヶ月で退職。その後、海外就職・キャリアデザインスクール【BEYOND THE BORDER】で海外就職の準備をし、シンガポール就職を果たす。日系商社で3年半の営業経験を積んだ後に、同じくシンガポールにある外資系のITスタートアップ企業に転職。

現在の状況について

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── まずは、現在のお仕事について教えてもらえますでしょうか?

現在は、シンガポールにあるアメリカのITスタートアップ企業で営業職をしています。SaaSと呼ばれるソフトウェア領域で、電話やメールを用いて日本マーケットの新規開拓をメインに行なっています。

ただ最近転職をした身でして、最初にシンガポールに就職した2018年6月から3年半、別の日系の商社で仕事をしていました。同じシンガポールにある企業で営業職として勤務し、2021年11月まで在籍しその後に転職をしているので、まだまだ前職での仕事期間のほうが長いですね。

 

── 日系企業から外資へキャリアアップを果たしたんですね。仕事ではどのようなことにやりがいを感じていますか?

前職では初めての海外就職で、英語で仕事をすること自体も初めてだったので、海外の人と働く環境、経験全てが学びになっていました。特に最初の1年は英語を使って仕事を進めることに苦労していたので、その分成長を感じられる環境にやりがいを感じていました。

 

── 生活環境面ですが、シンガポールは過ごしやすいですか?

寒いのが苦手なので、シンガポールは暖かくて過ごしやすいですね。あとこれは職場でも同じですが、シンガポールのローカルの人との人間関係の疲れがあんまりないですね。あっさりしているというか、思ったことを言い合えるので、日本のように察してよ、みたいな雰囲気がないので気疲れをしないです。

 

── 仕事のメンバーと一緒に休日を過ごすことはあるんですか?

プライベートと仕事はキッチリ分かれているので、ほとんど無いですね。家族第一というのが国民性なので、例えば社内で退職者の送別会があっても、夜ではなく昼に行って定時で帰るというのが普通です。

 

── 休みの日はどうやって過ごされているんですか?

基本スポーツしていますね。元々アメフトをやっていて、フラッグフットボール(タックル無しのアメフト) 、野球や筋トレなどをしています。あとはブランチ(カフェ)巡りですね。土日は基本的に外食していますが、平日はローカルの食事が油っぽいので、健康に気を使って自炊してます。

 

海外就職と転職活動について

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── 次に、海外就職をしようと思ったきっかけについて教えてください!

何度かバックパッカー旅行をしたことがあり、現地のローカルの人と話すことが楽しく、趣味じゃなく仕事でも関われるようになりたいと思ったのがきっかけです。

 

── 海外を旅したことがきっかけだったんですね。バックパッカーっていうと大学くらいの時期ですか?

大学の卒業旅行の時ですね。それが初めての海外旅行でした。卒業旅行へは友人と行ったのですが、元々バックパッカーとして何度も旅をしていた友人は、現地の人と英語で流暢に交流していて、一方、海外旅行が初めての僕は、これまで学校で学んできたはずの英語が全く口から出てきませんでした。

英語を全く話せない悔しさや、海外の方たちとの交流に魅力を感じて、当時はフワッとした感覚でしたが憧れのような感覚を持ち始めました。

 

── 全く話せなかった経験は海外就職を目指す上で、不安要素になりませんでしたか?

憧れ以上に不安をかなり感じていました。帰国子女でもない自分が海外で、特にアジアの中でも高い英語力を求められるシンガポールで自分の英語力が通じるのか、貯金もできるのか、ちゃんと生活できるのかっていう不安のほうが大きかったですね、

何度か海外を旅することで、旅行英語くらいなら多少、意思疎通ができるようになっていましたが、海外の仕事の場、経験したことが無いビジネスの場で通じるのか、とても不安に感じていました。

 

── 就職先が海外という点で、心配していたことはありましたか?

日本でも転職したことがなかったので、エージェントの関わり方とか英語での履歴書の書き方など、進め方も分からなかったですし、ビザのことも全く分かっていなかったので、それもあってBTBのサービスを必要と感じました。

 

BTBのサービスについて

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── ​​BTBでの英語学習はどのように進められましたか?

英会話レッスンや、ビジネス英語を学ぶための学習も受講していましたが、英語での面接対策や履歴書を書くためのカリキュラムも同時平行で進めていて、TOEICも自習で進めていました。

 

── レッスンはどのような内容でしたか?

英会話レッスンでは、英語脳を鍛えるために瞬発的に英語のキャッチボールをするレッスンだったり、自分の将来の夢などを題材に英作文して、それを先生が添削してくれるレッスンを受けていました。

ビジネス英語面では、Fundamental Expressionsという教材を活用して海外就職で使えるフレーズを習ったり、フレーズを使って自分で文章を作ってみたり、さらにはビジネス用の単語を覚える教材を活用したカリキュラムなどを受けさせてもらえました。

総じてですが、フィリピン人講師のレベルが高かったのが印象に残っています。BTBにお世話になる前に、別の語学学校にも1ヶ月通っていたのですが、その学校の先生の質の差は感じました。フィリピンの語学学校で働く先生って若い人が多いんですが、BTBの先生はベテランの人たちで、話すスピードも当時はついていけないくらいでした。でもそのスピードに必死になっていたからこそシンガポール就職でも役立ちました。

 

── 履歴書作成や面接対策はどうやって進めましたか?

履歴書は日本語と英語の2種類を作成していました。日本語はタク(岡本)さんの履歴書を参考にまず自分で書いて添削してもらいました。英語のほうは別の担当の方が添削してくれて、履歴書で使うべき表現やフレーズだったり、実際の会話で使う言い回しと異なるものを学べました。通常の会話で話す英語を使って「こういうことが言いたいんです」と伝えたものを、「それだったらこういう表現に変えたほうがいいね」と手助けしてもらえたのは良かったです。

期間中にサポートしてもらえたのはもちろん、サービス期間が終了してからもメールで添削してもらえたので、アフターサポートというか、ちゃんと就職が実現するまで面倒を見てもらえたこともとても感謝しています。

 

── 海外就職活動のサポートではどうでしたか?

自己分析のサポートがとても印象に残っています。「そもそもなぜ海外で働きたいのか?」興味を持ったのか?」などを深掘りする時間があり、資料をガッツリ使いながら1~2時間の説明も受けながらタク(岡本)さんと一緒に考える時間は貴重でした。

 

── 初めての海外就職ですし、自分のことを深く考える機会ってあまりないですよね。

日本での最初の就職でもあまり深く考えてこなくて。自己分析って自己開示の要素があるからちょっと恥ずかしい感覚があるじゃないですか。だから避けがちなんですが、でもそこをタク(岡本)さんは重要視してて。自分の想いをしっかり認識することでブレない軸作りになり、海外就職で大変なことがあっても乗り切れるのかなと思います。

 

── 就職先にシンガポールを選んだのは理由があるんですか?

まずアジアを旅した時に、活気があって経済的にも伸びているアジアでキャリアを伸ばしたいと感じていました。その中で英語を使って仕事するなら、マレーシア・フィリピン・シンガポールが選択肢として絞られました。

さらにビジネスのレベル面で、外資の企業が集まってビジネススキルの高い人が集まるシンガポールに魅力を感じました。キャリアアップを考えた時に、シンガポールならアジアのハブとして日本からも世界的にも高い評価を受けている国だったので、マレーシアやフィリピンよりもキャリアアップとして評価してもらえる一面もあると思ったのも理由のひとつです。後々取れる選択肢を残しておきたいなと。

 

── 他に就職活動で役立ったことはありますか?

海外にある転職エージェントとの付き合い方を教えてもらったことがとても役立ちました。やっぱりエージェントもビジネスなので、自分たちの利益を求めるゆえに、就活者・転職希望者にマッチしないような企業も進めることがあります。そこの見極め方や付き合い方とか、エージェント側の事情も知りながら進められたのは、失敗しない海外就職を果たす意味で良かったです。

普通だと転職エージェントに登録して、エージェントの言うことを鵜呑みにしてしまうことが多い中、中立的な立場で就職サポートを行ってくれました。

 

── 就職先の企業はスムーズに決まっていきましたか?

面接がいくつか決まっている状態でBTBを卒業し、マレーシアに渡った後、順調に内定をいくつかもらっていました。ただ、面接中に話している将来の上司と話していても、なんか違うという違和感があったり、その企業で働いている日本人の方と話しても、あまり自分に合う感覚を得られなかったので、就職活動は続けていました。

 

── 自分の感覚や直感も判断軸にしていたんですね。最近、2度目の転職を果たされていますが、気をつけていた点などあるんですか?

最初のマレーシアでも、シンガポールでの転職でも感じたことですが、エージェントはできるだけたくさん登録したほうが良いなと思いました。

中には、求人票を出しているけど全然レスポンスがなかったり、内定をもらっても再度考え直して辞退することもあるので、自分の可能性を広げるためにもできるだけたくさん登録していたほうがいいと思います。

 

── 他にも魅力的に感じた点はありましたか?

一緒に切磋琢磨し合える仲間がいたのは、メンタル面でもモチベーション面でも良かったです。さらに、卒業して終わりではなくて就職を実現するまでしっかりサポートしてもらえたのは本当に心強かったです。アフターサポートというより、気軽な相談ベースで連絡が取れてレスポンスも早く、本当に頼りになる存在でした。

 

今後の夢や目標について

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── 今後の夢や目標についてお伺いさせてください。まず短期的に目指しているものはありますか?

最近、転職をしてばかりなので、まずは今の仕事に慣れることですね。前職のような日系企業とはカルチャーが少し違うので、外資企業の環境に早くフィットさせたいですね。

また、仕事で結果を出すことも重要視しています。前職と同じ営業職ですが、扱う領域がITというイチから学ばないといけない内容なので、知識をつけるところからですね。

特に外資のIT系だと、定額の給与ではなくコミッション制なので、成果主義のところで結果を出すことは目標になります。自分の頑張りが給与に反映されるのはひとつのやりがいにもなりますよね。

 

── 長期的な夢や目標はありますか?

明確には無いんですが、海外と関わる仕事は何かしらしていきたいです。ビジネスでは仕事で英語が扱えるレベルにはなったので、今後シンガポールでも日本に帰ったとしても、身につけた英語力を活かしながら、営業やITスキルを伸ばしていきたいなと思っています。

 

── 長期的な視野だと日本に帰る選択肢もあるんですか?

居られるなら居たいですが、明確にはYes/Noって答えられなくて。というのも、シンガポールのビザが年々厳しくなってきているので、シンガポールに居たくてもビザの基準を満たすような成果を出していないと更新ができない状態なんです。そういうのもあって自分の給与をどんどん上げていかないとですね。

 

── 仮に日本に帰ることになっても、海外就職の経験はどのように活かせそうですか?

単純に英語を話せるだけじゃなくて、実際にローカルの人と英語を使って仕事をした経験が強みになると思います。現地の人と問題解決を図ったり、人間関係で大変なことがあってもなんとか乗り越えて遂行する能力が身につきましたし、チームメンバー内で日本人僕だけで、上司とのMTGも完全英語で行ってきたことは、アピールできるポイントだと思います。

 

最後にこれから海外を目指す人に一言

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── 最後に、これから海外を目指す人に向けてメッセージをお願いします!

2つあって、ひとつは「日本で働いていてモヤモヤ悩むくらいなら、実際に行ってみたら?」と行動してみることをオススメしたいです。

自分も一歩踏み出して行ってみたからこそ得られることも大きくて、仮に上手くいかなくてもまた日本に戻ればOKですし。ちょっとでも興味があるのならまずは動いてみたほうがいいです。

そしてもうひとつは、とはいえリサーチが大事ということです。日本での仕事がつまらないからちょっと海外でも目指そうか、という軽い短絡的な思考で動くのではなくて、どこの国がいいのか、どんな働き方を目指すのか、どんな企業があるのかは可能な限り自分で調べて考えていく姿勢はとても大事です。

僕もリサーチの点ではかなり動きました。日本に勤めていた時も長期休暇を使って実際にシンガポールなどを訪れて、実際に働く人の生の声を聞いたり。情報を集めたからこそ行動できたと思っています。

ぜひ、今からできることを一歩一歩進めていってほしいです!

 

上岡さん、今回は貴重なお話をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました!今後のご活躍、心より応援しております!

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