成功事例

「やりたかったら、やったらいい!」マレーシアからシンガポールへ転職を果たした奥村さんの海外就職奮闘記

海外就職成功事例_シンガポール

「海外で働くことに憧れがあるけど、自信もないし一歩が踏み出せない・・」

海外でのキャリアアップを目指すべきか、でも失敗しないか、自分なんかが挑戦できるレベルなのかなど、いろいろと焦ったり、迷う気持ちがある方は多いのではないでしょうか?

今回は、海外就職・キャリアデザインスクール【BEYOND THE BORDER】が支援をさせていただき、現在、シンガポールで働いている奥村 孝二(おくむら こうじ)さんにインタビューしました。

奥村さんは、日本の企業を退職後に世界一周を経験、その後、BEYOND TEH BORDERで英語学習と海外就職の準備をし、無事マレーシアへの海外就職、さらにキャリアアップをしてシンガポールへ転職を果たしています。

行動を続けて着実にキャリアを積み上げている奥村さん。

そんな奥村さんも、何度も「このままでいいのか・・?」と自問自答を繰り返してきたそうです。それでも「とにかくやりたいことに向かって動いてみる」ことを大切に、人生を歩んできています。

  • 日本でのキャリアに悩んでいる方
  • 英語が理由で、海外で働くことを諦めようとしている方
  • マレーシア・シンガポールでの海外就職・転職やリアルな生活について知りたい方
  • 海外就職・キャリアデザインスクールBEYOND THE BORDERのサービスに興味を持っている方

以上のような方は、今回のお話からたくさんの勇気やヒントがもらえるはず!
ぜひ最後までお読みください!

*本文中のお写真は、奥村さんご本人からいただいたものです。

 

奥村 孝二(おくむら こうじ)さん プロフィール

日本の企業を退職後に世界一周を経験。その後、海外就職・キャリアデザインスクール【BEYOND THE BORDER】で海外就職の準備をし、無事マレーシアへの海外就職、さらに2度の転職を経験しシンガポールへキャリアアップを果たしています。現在は、水産関連の日系企業で、商品開発や生産・品質管理、営業などを行っている。

現在の状況について

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── まずは現在の状況について教えてください。お仕事はどのようなことをしていますか?

水産系の企業なんですが、20〜30人の日本人やシンガポール人たちと一緒に仕事をしています。メインの業務内容は、商品開発や生産・品質管理で、営業の方と連携を取ったり、自分でも営業に行くこともあります。

だいたいデスクワークが7割、営業・外回りが3割で日々仕事を進めています。今はコロナの影響で難しいですが、以前はベトナムなどの周辺の国に出張に行くこともありました。

英語でのやり取りがベースにはありますが、社内では日本の方もいるので、ミーティング自体は英語半分・日本語半分といった感じで、社外でのやり取りやメールはほぼ英語で行っています。

 

── どのような時にやりがいや成長を感じますか?

業務内容で言うと、大手食品会社が顧客なんですが、その取引先に提案して商品が決まったり全店舗へ展開、つまり世界各国の人々に自分が開発・提案したものを手に取ってもらう事にとてもやりがいを感じます。

仕事面ではいろいろ苦労を経験したり揉まれてきたので、仕事のための英語力や営業力、コミュニケーション力も高まってきていると思います。

 

── 生活環境はどうでしょう? 日本と比べて住みやすさはどうですか?

かなり住みやすいと感じています。日本と比べるとコンビニなどが少ないから少し不便ですが、でも快適に過ごせています。治安も悪くないので安全ですね。

 

── 休みの日はどのように過ごされているんですか?

運動したり、公園でピクニックしたり、家の中ではテレビ見たりゲームしたり。日本での過ごし方とほぼ変わらないですね。日本人の友達と飲みに行くこともあります。

 

海外就職前について

 

── 次に、海外就職をしようと思ったきっかけについて教えていただけますか?

世界一周の旅を終える時に、このまま日本に戻るのはもったいないと思っていたところ、タクさんの著書『キャリア・シフト 人生戦略としてのアジア就職』を読んで、海外就職を目指すことにしました。

キャリアを描いていたというより、やりたいことをやろう、人生のプラスになるかどうかっていう想いを大切にしているので、挑戦してみることにしました。

 

── 海外就職をするにあたっての懸念事項などはありましたか?英語面ではどうでしょう?

当時は、まずどう勉強したらいいのかが見えていなかったのを覚えています。以前に留学を経験していましたが、あくまで楽しむための英語学習が目的にあったので、海外就職となるとまた変わってくるのかと不安がありました。ただ英語を話せればいいとかじゃなくて、ビジネスや仕事で活かせる英語が必要なのかなって。

また、アジアでの就職ならTOEICの点数もある程度必要になりますが、点数を取るための学習方法も不透明だったので心配していました。

 

── 海外就職活動面ではどうでしたか?

自分の場合は海外を巡ったことがあるし、BEYOND THE BORDERには海外に精通している方が多く、海外の情報が比較的得られやすい環境と分かっていたので、行くことに関して不安はそこまで感じてはいませんでした。

ただ、実際に入る会社の情報となると外部からは見えずらいので、細かい部分まで言うとやっぱり自分の選ぶ選択がどうなるのかは不安はありました。

BTBのサービスについて

 

── ​​BTBでの英語学習は、海外就職にどのように役立ちましたか?

まず英会話レッスンですが、僕の担当の先生は話をじっくり聞いてくれるスタンスがとても良かったです。やっぱり英語はしゃべってなんぼの世界だと思います。英語の発音や文法が多少間違っていても、まずは伝える/伝わるのが大事で、自分の意思や考えを伝えコミュニケーションを図っていくのが仕事の世界です。下手な英語でも伝わればOKなので、とにかくその話す量を確保できたのは大きいですね。

 

── ​​面接対策はどのように行いましたか?

面接対策を英語で出来たこと自体がすごく良かったです。英語で文章を作ってそれを先生に話して、その内容についてマンツーマンでディスカッションをする授業を行っていました。実際の面接でも使える英語だったので、その後の就職活動でも大いに役立ちました。

 

── ビジネス英語の習得は『Discovery Youself』と『Fundamental Expression』というオリジナルの教科書を活用したんですか?

そうですね。面接のシーンでのやり取りや会社内の自己紹介の英語を学べたりとか、商品のプレゼンテーション、上司との会話でのやり取りなど、いわゆるビジネスマナーの英語を学んだって感じです。雑談ベースの英会話では学べないような、実際の会話の中で使える実践的なビジネス英語を学べました。

必要以上に丁寧な表現や言い回しも学びましたが、それらを実際に使わないとしてもその学びがベースになっている感覚があり、最初に勉強するならそれくらいやって良かったですね。やっぱり基本を理解していないと応用した表現も使えないので。転職中に改めて面接対策を行う必要もあったので、その時も復習に役立ちました。

 

── レベル感としては適切でしたか?

自分は当時TOEIC700点くらいの英語レベルだったので、良い感じにステップアップできる教材になりました。ただ、TOEIC400~500点レベルの人は、もう少し基礎レベルの英語を習得してから臨む必要があるかもしれません。難易度としては少しハードルが高いかなと。

とはいえ、海外就職を目指すのならこの2冊はマストになる内容だと思います。実際は英語がまだまだな人も働けているので大丈夫かもですが、この2冊の内容ができるくらいのレベルで仕事は進みますし、就職するとしても役立つ2冊なので。

 

── 海外就職前は、どう英語を勉強していったらいいのか不安だったとおっしゃっていましたが、カリキュラムに沿って学ぶことで解消されていったんですか?

カリキュラム自体とてもしっかりとしていたと思っています。とはいえ、ただ言われたことをやるんじゃなくて、やっぱり自分に合う教材もあるはずなので、それを自分で探して自ら課題を課すのは必要ですね。ある程度嫌いな英語学習もこなさないといけないものもありますし。

僕の場合だと、毎週土曜にTOEICの過去問を本番同様に解く、というルーティンを課していました。やっぱりTOEICは英会話だけでは伸びないので、こればっかりは自分で時間を積み重ねて頑張らないと伸びないですからね。

自分に合う英語学習の方法については、カリキュラムに沿っていく中で徐々に見えてきた感はあります。学習過程で、これでいいのかを聞ける人がすぐ近くにいて、都度ちゃんとフィードバックがもらえる環境は本当にありがたかったですね。

 

── 奥村さんの留学当時は、まだ英語コーチングのサービスは無かったですよね?

そうですね、当時はまだ無かったんです。ただ、BTBが英語コーチングのサービスをローンチした時に体験で2週間の英語コーチングを受けました。期間が短かったので、1on1でコーチングを受けるセッションは2回しかなかったんですが、改めて目標を設定できましたし、勉強する意欲や進み度合いが変わりました。

やはり英語学習って長期戦だし終わりが見えない分、モチベーションの浮き沈みがあります。そのメンタル的な側面でも、相談ができること自体がまず継続を促すきっかけになりますし、英語学習の指導においても強い味方ができるので、当時このサービスがあったら受けたかったなと思う内容でした。

 

 

── 海外就職活動のサポートとしてはどうだったでしょうか?

まず、日本での就職・転職活動でも同様ですが、自己分析を行いました。いくつかの質問に答えるワークシートがあったので、記載した内容に対してフィードバックをもらえたり、一緒に深掘りする時間もあって、自分のことを振り返り立ち止まって考える機会になりました。

 

── 履歴書はどうやって作っていったんですか?

職務経歴書、履歴書、英語のレジュメの3つを作るためのサポートをしてもらえました。タクさんの履歴書を参考に自分で書いてみて、その後添削してもらう流れで、落とされないための書き方を指導してもらえたと思います。この時に自己分析もセットで行いました。

履歴書だと、箇条書きを用いるなど簡潔な英語の表現や内容が求められるので、ゼロベースから始める自分にとっては本当にありがたいサポートだったと思います。

 

── 最初の就職先はマレーシアでしたが、国や都市はどう決めていったんですか?

当時、フィリピンやベトナムの就職も選択肢にありましたが、実際に行って現地で働く人の話を伺ったり、BTBが収集した各国の海外就職状況のデータも見たりして絞っていきました。

あとは自分が気になる企業がある国に行くっていう決め方でもあります。自分のアンテナがどこに向くかが決め手になりますが、そのアンテナを張った時に現地の繋がりをもらえて、スムーズに行動に移せるのはBTBのサポートがあったからこそですね。

 

── 就職先企業はどうやって決めていきましたか?

気になる企業をいくつか受けて4社くらい受かったんですよね。大手や新規立ち上げができる企業などがあり、その中で自分が挑戦してみたいところで選びました。

国や都市を選ぶっていうより、地域によって変わったり、その会社の中で働く人の存在のほうが大きく影響するので、どこの国かよりどこの会社を選ぶかを重視するほうが大切ですね。

 

── 転職もしていますが、何か会社選びで注意しておくべきポイントはありそうですか?

面接では、面接官が直属の上司になる可能性が高いので、その人に付いていけそうかなど、人間性をよく見ておいたほうがいいです。会社選びより、その面接官に根掘り葉掘り聞く感じで。あくまで対等な立場で、気になることは遠慮なく質問していく姿勢が大事です。

 

── 確かに、入った後のリアルな環境の情報を集めておくのが大事ですよね。

そうですね、BTBでそれなりに信頼できる人材会社を紹介してもらえるし、やっぱりコミュニティの存在や繋がりが助かります。実際に現地で働くリアルな声が聞けるので。期待値より高く手厚くサポートしてくれてたと感じています。海外就職をしたい方にとっては十分なコンテンツになっているんじゃないですかね。

 

今後の夢や目標について

 

── 今後の夢や目標について、長期目線と短期目線でお伺いできればと思います

短期的だと、TOEIC900点を目指したいなとは思っています。すでに840点あるし大変なのでもう受けたくないというのが正直なんですが(笑)英語の指標としてTOEICはやはり目指したいです。

仕事の目標だと、今後プロダクションマネージャー、日本でいうと課長レベルの役職を担っていくことになります。部下を持って、教えたりマネジメントをすることになっていきますが、今まで無かった業務なので今後の課題ですね。今後は自分のことだけじゃなくて、チームとしてどう仕事していくかを学んで経験を積み上げていきたいです。

 

── 長期的なものはどうでしょうか?

長期的だとあまり明確にはないです(笑)。ただ、これまでコツコツ英語力を積み上げたり、仕事スキルを積み上げたり人間関係も築いてきたように、その時に興味あるものにバッと飛び込めるように、今後も変わらず準備をし続けていきたいですね。経験は絶対に無駄にならないので。

 

── 仮に日本に帰国した場合、この海外就職での経験で活かせそうな点は何がありそうですか?

シンガポールでの3年間の実務経験と英語力は間違いなく武器ですね。海外進出したい企業がいたらサポートもできると思います。ちゃんと評価してもらえる実績として残っていると思いますし、仮に日系企業に就職しようとしてもアピールできる経験かなと。

現時点で会社のシンガポールの方とも良い関係を築けているので、インターナショナルな会社でも人間関係構築できるようなマインドも培えていると思います。

 

最後にこれから海外を目指す人に一言

 

── 最後にこれから海外就職を目指す方、海外でのキャリアを考えている人に一言お願いします!

これは毎回も言っていることなんですが、「やりたかったらやったらいい」。これに尽きます。

もちろん準備も必要で大事だけど、世界一周のような旅をした後でもちゃんと働けている人はたくさんいますし、何にでもなれると思いますよ。もしまだ20代、30代ならなおさら。自分も海外で転職を2回経験したくらいなので、本当になるようになります。

海外就職に不安を持っていたり、海外でのキャリアチェンジ、キャリアップを考えているのなら、BEYOND THE BORDERのような、海外就職に特化した英語学習や就職対策をサポートしてくれるサービスもあるので、ぜひトライしてみてほしいです。

海外就職初心者でもやっていけるようになるので、特に自分と同じように20-30代で海外で活躍したい人に、この道はぜひおすすめしたいですね!

 

 

奥村さん、今回は貴重なお話をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました!

今後のご活躍、心より応援しております!

 

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